熊本・川辺川ダム建設に想う
エオリアイの想い
熊本県南部に位置する
球磨川の周辺地域は自然の宝庫
背後には九州の背骨
標高1700m前後の九州山地が縦にある
一番高い市房山の西には
人口が約35,000人位の
人吉市が存在する
その人吉市の
北側の川辺川の山懐には
小さないくつもの集落がある
五木の子守唄の五木村もその一つ
人吉市の東には
市房山があり
治水対策として市房ダムがある
しかし
北側の球磨川の支流の川辺川には
昔から治水対策として
川辺川ダム建設計画が
議論されながら検討されて来た
今年の夏場の集中豪雨により
熊本県南部を流れる球磨川には
九州山地からの大量の雨水が
球磨川に一気に流れ
熊本南部豪雨災害が発生した
豪雨により
周辺の山や森林や樹木
球磨川沿いの住民地域は
大量の雨水で
ひとたまりも無いほどに
見るも無残な濁流に
自然と沢山の生命が流された
魂が揺さぶられる程の涙が溢れた
自然と人間の
命の悲しみだった
ダム建設の白紙撤回の意志を持つ
熊本県知事が決断した
ダム建設をする意志に変えた
命と環境の両立が
主たる動機となった
これまでの日本のダム建設の
動機付けが変わったと明確に感じた
人間中心の環境対策から
自然環境の生命と
人の命を
調和的に解決しよう!と言う
熊本県知事の渾身の決意と心境が
読み取れたと強く感じた
最近の
環境対策のための建設物は
地球と人の生命を一緒にした発想に
変化を始めた
壊して来た自然環境と
自然に崩壊していく
自然環境に対して
自然が自然に生きて行く想いと
人間が生きて行くための想いと
生き残るための環境作り
未来の子供たちに残す
進化した科学で調和的に維持しよう
という発想と実践が始まった
本日の熊本県知事の決断の
記者会見は
人も地球も命の限界だ!
と言う個人的な印象を受ける位の
勇断と感じた
自然と一緒に乗り越えて行きたい
自然と人の命
折しも
コロナウィルス感染症も
いよいよ危険性がさらに高まった
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